
仕事の内容と電気工事のやりがい
インタビュアー:
本日はよろしくお願いします!まずは御社「テクノ電設」の事業内容について教えていただけますか?
壺谷社長:
よろしくお願いします。当社は主に法人のお客様向けに、ビル施設などの電気設備工事を行っています。
インタビュアー:
法人向けというと、どんな現場が多いのでしょう?
壺谷社長:
大小様々なビルやオフィス、テナントなどですね。新設もありますが、既存設備の更新やレイアウト変更への対応も多いです。
インタビュアー:
なるほど。例えば照明の取り替えやコンセントの移動とか?
壺谷社長:
まさにその通りです。照明器具の設置から配線の引き直し、受変電設備まで、電気設備全般を扱います。
インタビュアー:
想像以上に幅広いですね。技術的なやりがいもありそうです。
壺谷社長:
はい、特に停電を伴う作業や高圧機器の取り扱いは、一発勝負な面もありますから緊張感がありますよ。
インタビュアー:
失敗が許されない環境だからこそ、達成感も大きいのでは?
壺谷社長:
まさにそうです。段取りや準備がすべてで、それがしっかり決まると「やったな」という実感があります。
インタビュアー:
最近の現場で印象に残っている仕事はありますか?
壺谷社長:
あるビルで3フロアの電圧方式を一気に変える工事がありまして。それがもう大変でした。
インタビュアー:
具体的にどう大変だったんでしょう?
壺谷社長:
約1年かけて調査・計画をし、最終的に3日間で全館停電の上で施工。トランスの交換や回路変更など、工程を一つ一つ噛み合わせて進めました。

現場だけじゃない、社内の雰囲気と働き方
インタビュアー:
現場では緊張の連続かもしれませんが、社内の雰囲気はどうですか?
壺谷社長:
ゆるいですよ(笑)。皆仲が良くて、飲みに行ったり社員旅行に行ったり、よく笑ってます。
インタビュアー:
社員旅行、いいですね。最近はどちらへ?
壺谷社長:
長崎、鳥取、沖縄などいろんなところに行きました。海沿いのゴルフは最高でしたね。
インタビュアー:
働きやすさという意味で、休暇の取りやすさはいかがでしょうか?
壺谷社長:
繁忙期(秋〜3月)以外は取りやすいですね。子育て中の社員でも調整しやすいようにしています。
インタビュアー:
お子さんがいる社員さんも多いんですね。
壺谷社長:
そうですね。うちの社員は家族思いの者が多いです。自分の時間、家族との時間も大切にしてほしいと思っています。
資格の取得・成長を後押しする職場
インタビュアー:
未経験からでも電気工事士を目指せる環境ですか?
壺谷社長:
もちろんです。会社に材料も設備も揃っているので、実技練習もできます。
インタビュアー:
壺谷社長ご自身も、業界未経験からスタートされたと伺いました。
壺谷社長:
はい。28歳のときに父と一緒にテクノ電設を設立し、最初は怒られながらも現場で覚える日々でしたね。
インタビュアー:
実際に体を動かして覚えるのが、一番身につきそうです。
壺谷社長:
ええ。やって覚えるスタイルです。座学だけではわからない“肌感”がありますから。

一緒に“豊かさ”を育てていける人へ
インタビュアー:
では最後に、求職者の方に向けたメッセージをお願いします。
壺谷社長:
「できて当たり前」と思われる仕事で、“ありがとう”をもらえる瞬間があります。それは本当にうれしいですね。
インタビュアー:
お客様から直接感謝されることも?
壺谷社長:
ありますよ。「助かったよ」「本当に丁寧にやってくれてありがとう」と言ってもらえると、「やってよかったな」と思います。
インタビュアー:
それは何よりの報酬かもしれませんね。
壺谷社長:
そうですね。そして当社が大事にしているのは、“3つの豊かさ”です。
インタビュアー:
3つの豊かさとは?
壺谷社長:
一つ目は「人としての豊かさ」。人と人のつながりを大切にする姿勢です。
二つ目は「金銭的な豊かさ」。しっかり働いた分だけしっかり稼げるように。
三つ目は「時間的な豊かさ」。しっかり休んで、人生を楽しむ時間を持つことも大切だと思っています。
インタビュアー:
未経験者の応募も歓迎ですか?
壺谷社長:
もちろん。経験者はもちろんですが、「人が好き」「手に職をつけたい」という気持ちがある人は大歓迎です